本の紹介 「ソロモンの偽証」 [本]
今日は朝からず~と雪。空はグレーで薄暗く、そして寒かった。
THE 冬!!って感じですわ^^; 夕方からは更にすごい降りっぷりで、夜のうちに雪かきしといたほうが、明日朝が楽かと思いかいたけど、かいた後ろにはもう積もっている現実。は~どうにかしてくれ~!
気分を変えて、久しぶりに、本の紹介します。
宮部みゆきさん 「ソロモンの偽証」 第Ⅰ部 事件(上 下)
第Ⅱ部 決意(上 下)
第Ⅲ部 法廷(上 下)
長編小説!全く長い!単行本のときから読みたかったのだけど、なんせ分厚い3冊でしょ?私はいつでもどこでも持ち歩いて読む派なので、文庫本になってから読み始めました。それでも、文庫で6冊ですから!「模倣犯」も長かったど・・・。
クリスマスイブの夜、城東第三中学校の屋上から、一人の中2の男子が転落死する。そして次の日の朝同級生の男子が発見。警察は自殺と判断するが、校内では有名な不良グループ3人の殺人との告白状が届く。自殺か他殺か・・・って細かく説明したら大変^^;
簡単に言うと、同級生の藤野涼子をはじめとするクラスメートが、中3の夏休みの課外授業として「学校内裁判」を開く決意をし、この事件の真相を暴いていくという内容です。
登場人物も多いけれど、それぞれの思惑や関心、同情を事細かにそして成長していく姿、宮部さん上手いです。まるで私も裁判の中の傍聴人になった気分になりました。特に最後の第Ⅲ部に入ってからは、肩に力が入るくらいの緊張感が高ぶり、最後には涙していました。中高生が読むともっと自分と照らし合わせての感情があるでしょうね。でも私くらいのおばさんでも、十分読み応えある作品だと思うので、時間のある方は読んでみてください。
ちなみに、映画化され、もうすぐ公開されるようですよ。
偉い!。長編小説を読み切っちゃうなんて。
私は、今じゃマンガも面倒で^^;。
by はなちゃん104M (2015-01-18 16:15)
私は、本の世界に入り込めるので、ストレス発散にはもってこいなんですよ。でも長かった~^^; 面白かったですけどね^^
by aatyan (2015-01-18 21:26)
こんばんは
宮部みゆきさん、映画を数本見ましたが
深いですね、人間の心の奥を最後の最後に
あぶり出しますよねー
って、本は読んでないんですが(^^;)
by gardenwalker (2015-01-19 23:33)
映画も違った見方で楽しめますよね^^
自分のペースで進める本が私には合ってるようです。
宮部さん、本当に尊敬します♪
by aatyan (2015-01-23 21:33)